敬天愛鳥23feb

[133] 【Happy birding23】2月


 

思い掛けない出会い

 2023/feb/07

足柄上郡

オオタカ

Accipiter gentilis

タカ目 Accipitriformes

タカ科 Accipitridae

ハイタカ属   Accipiter

 ほぼフリーズ状態のオオタカ。

怪我したのではないかと心配した。

 

 嘴に血跡が付いている。

食事中だろうか。。。

 

 胸が膨らんでいますね。

食べたものを

消化しているんだろうか。

 

 30分ぐらい私たちと

睨めっこしたオオタカ。

 

私たちが近づいても

全く逃げる気配はなかった。

嬉しい!!(^_^*)

こんな近くで観察できるなんて。。。

 

しかし、

突然、ある叔父さんが現れ、

危険性を感じたのか、

鳴きながら

主人の頭上をオオタカが飛んで

東の方へ行ってしまった。

 

怪我じゃなくって良かった!

 

オオタカが居た場所を調べたら

「白いハト」がほぼ完食されていた。

 


雌雄はなんと言っても大きさが違います。

数値を並べるより

♂はハシボソガラスほど、

♀はハシブトガラスほどと言われ、

並んでくれたら♀は一回り

大きく見えるはずです。

 

色や模様は年齢、個体差、摩耗などで

簡単ではないのですが、

暗色部の羽に♀にはやや褐色味があり、

写真の個体はメスと思います。

 

虹彩が赤いと雄ですが、

雄でも黄色い個体がいます。

  


頭の名称

オオタカの蝋膜 は大抵は黄色いのですが、

この個体のは黄色くない。

個体差でしょうか。


蝋膜 ろうまく

上嘴じょうしの付け根を

覆う肉質の部分のこと。

 


 2023/jan/30

足柄上郡

ヒヨドリ 27.5cm

Hypsipetes amaurotis

スズメ目 Passeriformes

ヒヨドリ科 Pycnonotidae

ヒヨドリ属   Hypsipetes

 

クロガネモチの実

2023/jan/27

足柄上郡

 街路樹になっている

クロガネモチの実を採食するヒヨドリ。

 

実は11月に赤くなっても鳥たちが

良く食べるのは12月頃に

なってからです。

 


 2023/feb/11

足柄上郡

カワズザクラ


 

やや遅い飛来

 2023/jan/27

足柄上郡

ツグミ 24cm

Turdus naumanni

スズメ目 Passeriformes

ヒタキ科 Muscicapidae

ツグミ属  Turdus

2023年の元旦が

足柄上郡での

今季初確認である。

  

最近、近所では2羽がいつも

同じ場所で採餌されている。

 

やや遅い飛来のだが、

本年度も観察できて

嬉しい限りです(^_^*) 


 

飛翔姿

  2023/feb/07

足柄上郡

ツグミ 24cm

Turdus naumanni

スズメ目 Passeriformes

ヒタキ科 Muscicapidae

ツグミ属  Turdus


 

 2023/feb/11

足柄上郡

アオジ ♀

Emberiza spodocephala

スズメ目 Passeriformes

ホオジロ科 Emberizidae

ホオジロ属   Emberiza


 

冬羽

 2023/feb/12

足柄上郡

バン 32.5cm

Gallinula chloropus

ツル目 Gruiformes

クイナ科 Rallidae

バン属   Gallinula

バンの嘴は先が黄色で、付け根が赤。

くちばしに続く額も赤です。

[ フィールドガイド日本の野鳥 pg.123 ]

しかし、

このバンの嘴や額は赤くありません。

これはまだ冬羽だからです。

冬羽では嘴や額、脚の色が

鮮やかではなくなります。 

 


 

羽の手入れ

 2023/feb/04

足柄上郡

マガモ

Anas platyrhynchos

カモ目 Anseriformes

カモ科 Anatidae

マガモ属   Anas

水浴びの時、

意味不明の口開き動作が

数回繰り返された。

 

背中の部分のグリーン色が

とてもチャーミングですね。


マガモ ♀


 

飛翔姿

  2023/feb/05

足柄上郡

セグロセキレイ 21cm

Motacilla grandis

スズメ目 Passeriformes

セキレイ科 Motacillidae

セキレイ属  Motacilla


 

ナイスキャッチ

飛びながら採食するセグロセキレイ

 


セグロセキレイ

 

ハクセキレイ

 

 セグロセキレイの初列風切の羽の数は

10枚とされている。

P7、P8、P9、P10は長い。

 

 


P=primaries 初列風切 しょれつかざきり

数え方は中央から外側へP1,P2,P3...と進む

 

S=secondaries 次列風切 じれつかざきり

 

T=tertials 三列風切 さんれつかざきり

 

R=rectrices 尾羽 おばね

数え方は中央から外側へ1,2,3...と進む

中央尾羽が [R1]

  


しょうよくう

小翼羽

 セグロのこの羽 (小翼羽しょうよくう)は

大抵出っ張っている。

 

採食された生き物は

「ヤゴ」(トンボの幼虫)だろうか。


小翼羽 しょうよくう は鳥類の翼に存在する

人間で言うと親指に相当する部位。

鳥の飛翔や着地時にこ部位を

前に突き出す

低速で飛行する時の失速を防ぎ 

乱気流を抑えるための大事な羽である。

 

小翼羽 は 元は初列風切と対等の

性格のものだったが、

現在は退化して短小数枚 (3枚) の

羽毛に過ぎない。


 

 2023/feb/04

足柄上郡

亜種 オオカワラヒワ 14cm

Chloris sinica kawarahiba

スズメ目 Passeriformes

アトリ科 Fringillidae

カワラヒワ属  Chloris

(左)(右)

 

写真の角度のせいか

♀ (右)と比べると

♂ (左)の尾羽は長く見える。 

 


カワラヒワ


 

大きさ比べ

 2023/feb/05

足柄上郡

カワアイサ 65cm

Mergus merganser

カモ目 Anseriformes

カモ科 Anatidae

ウミアイサ属  Mergus

カワアイサ♀65cm (手前) 

コガモ♀37.5cm (奥)

 


口を開けるストレッチ

 ♂ 

見事なオレンジ色の舌!