[124] 【Happy birding22】11月
2022/nov/3
足柄上郡
トビ Milvus migrans
♂59 cm ♀69 cm
W157〜162 cm
タカ目 Accipitriformes
タカ科 Accipitridae
トビ属 Milvus
↑ 筆者のカメラを意識するトビ。
2022/nov/3
足柄下郡
ヒヨドリ
Hypsipetes amaurotis
スズメ目 Passeriformes
ヒヨドリ科 Pycnonotidae
ヒヨドリ属 Hypsipetes
↑ 秋の食欲!
美味しそうに柿をつまむヒヨドリ。
日照時間が減っていく今頃。
従って、日光浴で分泌される
セロトニンも(脳内の神経伝達物質)減る一方。
この時期に、
セロトニンの元になる
トリプトファン(健康維持に欠かせない必須アミノ酸) を
十分に摂取することが必要、
又はトリトファンをセロトニンに
変換するためにはビタミンや
ミネラルを摂るのも重要。
ヒヨドリはこのような仕組みを
分かっているかのように
しっかりビタミンC豊富な【柿】や
トリプトファンを含む
食品【バナナ】と
セロトニンを作る時に
働く酵素の合成に不可欠な栄養素の「葉酸」
【イチゴ、ブロッコリ】を
好んで採餌する。
↑ スティックセニョール を
好んで採食する。
↑ バナナ をむしゃむしゃ
食べるヒヨちゃん。
【ブルーベリー】もヒヨちゃんの大の大好物。
セロトニンのベースは腸内細菌によって
腸でつくられ、脳に届き、
脳内でセロトニンをつくりだす。
ブルーベリーに含まれる
アントシアニンや
プロアントシアジニン(ポリフェノールの一種)と
植物繊維は腸内環境を整えてくれる。
野鳥は飛翔するに身軽が有利。
人間の腸から比べ
食べて直ぐ排泄できるように
極端に腸は短く設計されている。
しかし、短いとはいえ
ブルーベルーは鳥の腸内環境を
整える力を持っていると推測する。
ただの偶然とは思えない
「幸せホルモン」のセロトニンを
つくるための
ヒヨドリの冬のさまざまな食選び。
ヒヨドリが持っている
不思議な献立と
特有なエネルギーに乾杯!
2022/nov/4
足柄下郡
ジョウビタキ
Phoenicurus auroreus
スズメ目 Passeriformes
ヒタキ科 Muscicapidae
ジョウビタキ属 Phoenicurus
↑ 10月末からよく出会う
ジョウビタキ♂
2022/nov/4
足柄下郡
カワウ
Phalacrocorax carbo
カツオドリ目 Suliformes
ウ科 Phalacrocoracidae
ウ属 Phalacrocorax
↑ ヒドリガモの群れと
同じ小川で採餌するカワウ。
2022/nov/4
足柄上郡
カワラヒワ
Chloris sinica
スズメ目 Passeriformes
アトリ科 Fringillidae
ヒワ属 Carduelis
↑ 反省!
2022/nov/4
足柄上郡
コガモ
Anas crecca
カモ目 Anseriformes
カモ科 Anatidae
マガモ属 Anas
↑ ♀
↑ ♀
↑ ♂
まだエクリプスの状態。
↑ ♂
エクリプスから繁殖羽へ移行中
エクリプス
繁殖期を終えた後の
カモ類のオスに
一時的にみられる、
メスに似た地味な羽色。
メスに選ばれる必要がなくなり、
外敵からみつかりにくくなるため。
この時期の羽衣の状態を
「エクリプス」という。
カモ類は (カルガモを除いて)
恋の季節はこれから!
冬にやってきます。
従って、♂はこの季節に鮮やかな
羽に換羽する。
他の野鳥と逆で
冬期の羽の方が色彩豊になる。
↑ 嘴に黒い斑点が目立つ個体。
↑ 嘴が隠れている時は
雌雄の判別が難しい。。。
2022/nov/4
足柄上郡
ホシハジロ ♂
Aythya ferina
カモ目 Anseriformes
カモ科 Anatidae
ハジロ属 Aythya
↑ ♂
2022/nov/4
足柄上郡
キンクロハジロ ♀
Aythya fuligula
カモ目 Anseriformes
カモ科 Anatidae
ハジロ属 Aythya
↑ 仲良く休む
キンクロハジロ♀(左)
ホシハジロ ♂ (右)
ちょっとしたら「キンホシ」の
誕生も考えるでしょうか。。。
2022/nov/4
足柄上郡
カルガモ
Anas zonorhynhca
カモ目 Anseriformes
カモ科 Anatidae
マガモ属 Anas
↑ 嘴ですくってから上を向いて
喉に流し込む動作を繰り返しながら
水を飲むカルガモ。
殆どの鳥たちはこのような
やり方で水を飲む。
しかし。。。
2022/nov/4
足柄上郡
キジバト
Streptopelia orientalis
ハト目 Columbiformes
ハト科 Columbidae
キジバト属 Streptopelia
↑ 。。。例外はハト類。
キジバトは嘴を水につけたまま、
ゴクゴクと飲む。
2022/nov/4
足柄上郡
ヒドリガモ
Anas penelope
カモ目 Anseriformes
カモ科 Anatidae
マガモ属 Anas
↑ ♂(右) ♀(左)
↑ ヒドリガモ ♂
↑ ♂
↑ ♂
↑ ♂
↑ ヒドリガモ♀
↑ ♀
ヒドリガモ Anas penelope と
アメリカヒドリ Anas americana (異種) の
交雑個体
↑ 交雑個体
【ヒドリガモ】と【アメリカヒドリ】は
交雑しやすい。
【ヒドリガモ】の繁殖地は
シベリアから北ヨーロッパ。
越冬地は
日本、東南アジア、地中海沿岸。
【アメリカヒドリ】の繁殖地は
北米、シベリア東部。
越冬地は
中央アメリカ付近。
【ヒドリガモ】と【アメリカヒドリ】の
繁殖地と越冬地は、ほぼ別れているが、
どうやら、シベリア東部 で
【交雑種】 が生まれるらしい。
要するに、国際結婚の
【ダブル】 (ハーフ)の誕生である !
↑ ヒドリガモ 交雑個体 の
頭はこういう感じ。
嘴の基部に黒い線 があるのが
一つの特徴。
↑ ヒドリガモ の
頭はこういう感じ。
2022/nov/1
足柄上郡
ケリ
Vanellus cinereus
チドリ目 Charadriformes
チドリ科 Charadriidae
タゲリ属 Vanellus
↑ ケリVanellus cinereus は
足柄上郡の田んぼに
毎年元気な姿を
見せくれるのですが、
残念ながら
同じタゲリ属の
タゲリ Vanellus vanellus は
全く寄ってくれない。
何故でしょうかね。。。
2022/nov/4
足柄上郡
2022/nov/4
足柄上郡
マユミ
Euonymus sieboldianus
↑ 和名の由来は、
昔この木から弓を作られたことに因む。
2022/nov/4
足柄上郡
キタテハ
Polygonia c-aureum
2022/nov/4
足柄上郡
ヒメアカタテハ
Vanessa cardui
↑ 南極大陸を除いて全ての大陸に
分布するチョウ。
2022/nov/4
足柄上郡
キチョウ [秋型]
Eurema hecabe
2022/nov/2
足柄下郡
オオスズメバチ
↑ オオスズメバチの「ウエスト」は細い!
羨ましい次第です!
2022/nov/4
足柄上郡
昆虫のミイラ
↑ ジョロウグモの餌だった
虫がミイラになっていた。
何の虫だっただろうか。。。
2022/nov/4
足柄上郡
鳥除け