[121] Streptopelia orientalis 子育ての記録
2022夏 aug/4〜sept/4「命を紡ぐ」
キジバトの優れた知恵
観察場所:足柄上郡
観察期日:2022/aug/4〜sept/4
平均気温:30°C(最高気温)23°C(最低気温)
営巣場所:パラナマツの枝 地上4.6m
Araucaria angustifolia
抱卵開始日:aug/4
巣立った日:sept/4 - 9:12h
巣立った雛数:2羽
2022/jun/25
足柄上郡
キジバト
Streptopelia orientalis
左 Papy (♂) 右 Mamy (♀)
動画 [1:57分]
キジバト
Papy♂ と Mamy♀の見分け方
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2022/aug/4
29°C(最高気温)22°C(最低気温)
↑ 営巣場所が決定。
パラナマツの枝
Araucaria angustifolia
地上から 4.6m
[ 抱卵開始日 ]
2022/aug/13
28°C(最高気温)23°C(最低気温)
雨ー曇
↑ 雨でビショビショ。
体を膨らませて、
必死に卵を抱く Papy ♂。
抱卵開始から10日目
[ 孵化するまで後6日間 ]
2022/aug/18
29°C(最高気温)22°C(最低気温)
雨ー曇-晴れ
↑ Mamy ♀
[ 孵化するまで後1日 ]
2022/aug/19
29°C(最高気温)22°C(最低気温)
晴れ
↑ 孵化日❗️
生まれたてホヤホヤのヒナを
優しく給餌するPapy ♂
2022/aug/23
31°C(最高気温)25°C(最低気温)
晴れー曇ー蒸し暑い
↑ Papy ♂
この時期 [8/19〜8/25]
一日の抱雛 ほうすう時間数は
Papy 8時間
Mamy 15時間
2022/aug/24
30°C(最高気温)23°C(最低気温)
曇ー晴れー雨
↑ Papy ♂の胸の下で
安心しきって寝るヒナ。
孵化して6日目
[ 巣立ちまで後11日間 ]
2022/aug/27
32°C(最高気温)24°C(最低気温)
晴れ
↑ すくすく成長するヒナたち
孵化9日目
[ 巣立ちまで後9日間 ]
2022/sept/1
31°C(最高気温)24°C(最低気温)
雨ー曇ー晴れ
↑ あくびをするヒナ
孵化して14日目
[巣立ちまで後3日間]
動画 [3:28分]
巣の中を清潔に保つに
キジバトは優れた知恵を
明かしてくれた。
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動画 [3:09分]
キジバトの愛情表現
動画 [1:44分]
キジバトの♀も鳴く
キジバトの古巣について
キジバトは「古巣」をよく利用されると
言われるのだが、
筆者の観察では
巣の再利用は成功された古巣に
限ると思われる。
根拠
2021年11月に
Papy♂&Mamy♀は
パラナマツの枝(地上より3.6m位)に
巣をかけ、無事に1羽の雛が
巣立った。
2022年3月3日に
また同じ場所(古巣)に
繁殖し始め、
3月7日に放卵開始され、
8日に1個の卵が確認できた。
しかし、翌日の9日の朝には
親鳥もその卵も見当たらなかった。
カラスの仕業だと思われる。
従って、2022年の春の繁殖は
失敗に終わった。
そして、今回の繁殖には
[2022年8月4日〜9月4日]
春に失敗された
古巣は使わなかった。
新たに、古巣より1m位 高い枝を選び、
同じパラナマツの反対側の枝
(地上より4.6m位)に
巣をかけた。
その新しい巣は上からも、
左右側からも全く見えず、
ただ、筆者のベランダに面する側からは
丸見せである。
そして、巣への出入りも我が家の
ベランダの手すりから行われた。
筆者の仮説
① キジバトは繁殖に失敗された
古巣は2度使わない
② 天敵の被害を防ぐため、
信頼きる人間の監視を利用する