[118] 【Happy birding22】7月後半
2022/jul/27
小田原
ウミネコ
Larus crassirostris
チドリ目 Charadriiformes
カモメ科 Laridae
カモメ属 Larus
↑ 第1回冬羽
秋まで換羽すると第1回冬羽
↑ 上記の個体と同じかどうかは
不明です。
第1回冬羽
だいいっかいふゆばね
「日本のカモメ識別図鑑」
◯ 嘴は先3分の1が黒く、基部はピンク
◯ 頭部は眼から後ろはチョコレート色
◯ 眼から前方は淡色
◯ 胸から腹は暗灰褐色
◯ 下腹から下尾筒は白っぽく、
暗褐色の班がある
↑ 成鳥夏羽 と
思われるウミネコ。
換羽のようです。
成鳥は夏の終わりから翌春に
風切羽を換羽する。
初列風切10枚は
一番内側から外側に向かって
換羽する。
カモメ類以外でも
初列風切は同様の順で、
次列風切は逆に内側に向かって
換羽する種が多いと思われす。
(「フィールドガイド日本の野鳥」より抜粋)
成鳥夏羽
せいちょうなつばね
「日本のカモメ識別図鑑」
◯ 虹彩は淡い黄色
△ 背の羽色は濃い
◯ 嘴は濃い黄色で先端近くに黒帯があり、
△ 先端と下嘴黒班の内側に赤班がある
◯ 足も鮮やかな黄色
△ 尾羽には幅広い黒帯がある。
↑ ミラー(羽先の白い斑点)がある個体
↑ 足の怪我でしょうか。。。
2022/jul/17
足柄上郡
シジュウカラ
Parus minor
スズメ目 Passeriformes
シジュウカラ科 Paridae
シジュウカラ属 Parus
↑ 一生懸命餌を探す若鳥のシジュウカラ
2022/jul/11
足柄上郡
カワラヒワ
Chloris sinica
スズメ目 Passeriformes
アトリ科 Fringillidae
ヒワ属 Carduelis
↑ スズメがヒマワリの種を
食べに来るときは
カワラヒワは場所を譲ります。
スズメの方が強いのですね。
2022/jul/14
足柄上郡
↑ まとめて羽が抜けているので
何かの病気でしょう。。。
耳の位置がよく分かります。
結構な大きさですね。
↑ 単独で採餌していました。
カワラヒワやスズメは
単独ではなく常に
グールプで行動する特徴があります。
以前も、病気っぽいスズメが
単独で行動しているのを
観察したことがあります。
鳥たちは病気、怪我の時には、
集団から離れて
単独行動をする傾向よりも
病気や怪我では群れについて
行けなくなるとのことでしょう。
群れる理由には猛禽に
狙われにくいということ。
逆に群れから離れた個体は
猛禽が狙いやすくなるはずです。
2022/jul/14
足柄上郡
ハシボソガラス
Corvus corone
スズメ目 Passeriformes
カラス科 Corvidae
カラス属 Corvus
↑ 若鳥と思われる個体が休息中。
↑ 親が子に餌を与えているかのように
見えますが。。。
↑ しかし、よくよく観ると
両方とも若鳥ではないかと。。。
↑ その直後のこと。。。
「親の真似 ?」をしていた個体が
親 (?) の元へ
相互羽繕い (おねだり?)をし始めました。
Q. この三角関係の行動の意味は
何でしょうか。
2022/jul/11
足柄上郡
ヒヨドリ 27.5 cm
Hypsipetes amaurotis
スズメ目 Passeriformes
ヒヨドリ科 Pycnonotidae
ヒヨドリ属 Hypsipetes
↑ 下尾筒 (かびとう)と
総排泄腔 (そうはいせつこう)
尾筒 (びとう)は
尾羽の付け根部分。
上面を上尾筒 (じょうびとう)、
下面は下尾筒 (かびとう)、と呼ぶ。
総排泄腔 (そうはいせつこう)は
排泄物(糞や尿尿)、卵や精子が、
同じ穴から体外に排出される
器官のことである。
2022/jul/11
足柄上郡
ツバメ
Hirundo rustica
スズメ目 Passeriformes
ツバメ科 Hirundinidae
ツバメ属 Hirundo
↑ 飛翔中でも
カメラを意識するツバメ
2022/jul/22
足柄上郡
ムクドリ
Spodiopsar cineraceus
スズメ目 Passeriformes
ムクドリ科 Sturnidae
ムクドリ属 Sturnus
↑ おいおい。逃げるなよ〜!
↑ ほら、捕まえたぁ〜!
↑ さてさて、どこで食べようかなあ〜!
マメコガネ
Popillia japonica
2022/jul/22
足柄上郡
ニホンアマガエル
Dryophytes japonica
ヤブガラシ
Cayratia japonica
↑ 鋸歯きょし 状の縁の
葉が5枚1組
↑ 蕾 つぼみ
↑ ヤブガラシの花は
薄緑色の花びら4枚、雄蕊おしべ4本、
オレンジ色の花盤かばんの中央に
黄色雌蕊めしべが1本あります。
緑色の花びらと雄蕊は咲いて
一日くらいで散ってしまいます。
花びらと雄蕊が落ちると、
オレンジ色 からピンク色 に変わる。
♂から♀になっていく花です!
↑花びらがすぐ取れて、
真ん中のプッチとしたものが雌蕊めしべ。
↑ 花びらと雄蕊おしべが散って、
残った一個の雌蕊めしべが段々と伸びて、
オレンジ色からピンクになり、
受粉できる状態になります。
虫たちのレストラン、ヤブガラシ !
ヤブガラシの花は小さくて、
地味な花ですが、
はなびらが直ぐ散ってしまうため、
蜜が吸いやすい。
従って、
たくさんの蝶、蜂や虫が寄ってくる。
花期は長く、7月〜9月である。
蜜源としてはとても良い花ですが、
あまりにも繁栄するので、
一部から嫌われる植物でもある。
緑色の花びらと4本の雄蕊は
咲いて一日くらいで散ってしまいます。
残るのが真ん中のプッチと
した雌蕊めしべです。
雄蕊が終わって、
残った一個の雌蕊が段々と伸びて、
受粉できる状態になります。
花はオレンジ色 からピンク色 に変わる。
♂から♀になっていく花である!
自花受粉 じかじゅふんを
避ける仕組みは植物は持っている。
遺伝的に遠い種との
交流があった方が
良いとのことである。
↑ ヤブガラシのつぼみに止まる
ハエトリグモ。
マユミ
Euonymus sieboldianus
サルスベリ
Lagerstroemia indica