敬天愛鳥 22-jan前半

[095] 【Happy birding 22】1月前半


うららかなの陽射しが気持ちの良い

お正月になりました。

感謝するばかりです。

 


カワセミ Alcedo atthis

 カワセミの「舌」って

意外と短いのですね。

朱色でとても可愛らしい。。。


チョウゲンボウ  Falco tinnunculus

 

L=全長  ♂29cm  ♀33cm  

W=翼開長 64〜74 cm

 

L=嘴の先から尾の先までの長さ。

W=両翼を開いた先から先までの長さ。

[ フィールドガイド日本の野鳥により ]

チョウゲンボウ♀


チョウゲンボウ と ハシボソガラス  

追いかけっこ

ハシボソガラスに追っ払られている

チョウゲンボウ。

 

 ハシボソガラス Corvus corone 

L=全長  50 cm  

 

L= 嘴の先から尾の先までの長さ。

 チョウゲンボウを追っ払おうと、

何度も攻撃するハシボソガラス

 

   ハシボソガラスの攻撃に反撃せず、

静かに去ってしまったチョウゲンボウ

  


ユリカモメ Larus ridibundus

     ユリカモの鼻 (鼻孔 びこう)は

向こう側が覗けるぐらい

とても大きいですね。

 

      いいお顔!!


     あくび

 

上記の4枚の写真の

茶系色がかかっている個体は第一回夏羽から

第2回冬羽の個体でしょう。

 

     幸福感を静かに噛み締めるユリカモメ

 

 

     頭かき

 

 

ユリカモメ の「飛翔」は美しい!

 

L=全長 41cm

 W=翼開長  98cm

 

L=嘴の先から尾の先までの長さ。 

W=両翼を開いた先から先までの長さ。 

[ フィールドガイド日本の野鳥により ]

 


キンクロハジロ Aythya fuligula

     キンクロハジロ♂

エクリプス・生殖羽換羽中


カイツブリ Tachybaptus ruficollis

     嘴がまだ黄色いカイツブリの若鳥


メジロ  Zosterops japonicus

 ↑  何かを探しています。。。

 

   どれ、どれ。。。あった!!

何かを摘んでいますね。


カワラヒワ Chloris sinica

    「伸び」(鳥のストレッチ)

するカワラヒワ

 

    サクラ ソメイヨシノの葉芽 (細い方)より

花芽好んで食べるカワラヒワ

 

Q.カワラヒワ

桜(ソメイヨシノ)の芽を食べるのですね。

この現象の観察はまだ浅いのですが、

今回確認したところ、

「葉芽 ようが」よりも「花芽 かが」を好んで

採餌しています。

「花芽」の方が栄養的には高いでのしょうか。

 

安西 英明 先生

 

おっしゃる通り花芽の子房が栄養価が

高いものと思われます。

 


カルガモ Anas zonorhyncha

     翼鏡(よくきょう)

青に輝く風切り羽がとても綺麗!

 


コサギ Egretta garzetta

Q. コサギ (Egretta garzetta) の冠羽。

これは夏羽ならでの装飾羽ですよね。

2021年12月中旬 (12/19) なのに、何故この一本が生えているのでしょうか。

一本足りないのは抜けたか、それとも今から生えてくるところでしょうか。

 

安西 英明 先生 :

コサギの冠羽2本が1本のワケはわかりません。健康な個体であれば

1本抜けてしまったか、これこらもう一本はえてくるかのいずれかです。

2本の冠羽は夏羽とされますが、コサギの夏羽期間は比較的長い個体が多い上に、

個体差もあり、秋に抜けるもの、冬までついているものもいます。

日付が12月19日となっていたので微妙ですが、早いものでは1月から夏羽になり、

12月まで夏羽でいる個体も稀にいます。

病気やホルモン異常で換羽が速まる場合、遅れる場合もあるはずですが、

コサギは非常にさまざまなので、個体差と捉えたほうがよいように思われます。


オオバン Fulica atra

Q.  オオバン2羽が

寄り添って相互羽繕いをし始めました。

初めての驚きの光景でした!!

「えっ!オオバンも?。。。

こんな”愛情が深い”の?

 

メジロ、キジバト、カラス類は有名ですが、

オオバンは意外でした。

相互羽繕いをする野鳥の特徴の共通点は

ありますでしょうか。

例えば、一度つがいになるとその相手は

一生変わらないのか。。。

 

因みに、雌雄の判別するのが難しいオオバンですが、羽繕いを受けている方が

♂だと思われます。

なんとなく雰囲気で。。。

 

安西 英明 先生

相互羽繕いは、ハト目、スズメ目カラス科、

メジロ科が有名ではありますが、

他にも見られる仲間はいたと思います。

飼い鳥ではインコ類も頻繁に見られるので、

どこに共通点があるのか?

探ってみたら確かに面白いと感じました。

番関係の継続性はツル目ツル科では

調べられていますがクイナ科では不明です。


キジバト Streptopelia orientalis

     ウィンクをぱっちり決めるキジバト

 

Q.  キジバト の頭の換羽でしょうか。

 

安西 英明 先生 :

キジバトの繁殖期は定まっていないので、

いつ喚羽が見られてもおかしくありません。

ただ、写真の換羽は

まとまりすぎていて不自然に感じますので、

事故や怪我で抜けた部分が生えてきているのかも知れません。

 


ハクセキレイ Motacilla alba


雪の降った日に出会った鳥たち

2022/jan/6

 

ヒドリガモ Anas penelope


エナガ  Aegithalos caudatus


キンクロハジロ Aythya fuligula


 

雪の翌日は快晴!!

2022/jan/7

 

モズ ♂  Lanius bucephalus

  嘴の根元が顕著に白っぽい

若鳥でしょうか。

小さな猛禽モズ 

 

この個体も嘴の根元が白っぽい。

メスの特徴でしょうか。


カルガモ Anas zonorhyncha

     暖かい陽射しを浴びながら

ぐっすり寝ています。

 

前日の雪の寒さで、休めなかった鳥たち。。。

本日、出会ったカルガモたちは殆ど

寝ていました。

撮影時間:11:30h 頃


タヒバリ Anthus rubescens

     胸から脇の黒い縦斑 (たてはん)が素敵!

とてもチャーミングですね!

     今回出会ったタヒバリは河原ではなく、

田んぼのところでした。

約10羽でしょうか。

一生懸命採餌していました。


ジョウビタキPhoenicurus auroreus

   「ジョウビタキ L=14cm 」

「 スズメ L=14.5cm」

 とフィールドガイドに掲載されています。

しかし、鳥たちの姿勢によって

サイズの感覚が狂うこともあります。

 


アオサギ と ダイサギの背比べ

 

アオサギ Ardea cinerea  L 95 cm (上)

ダイサギ Ardea alba  L 80〜104cm (下)

  

L=全長  嘴の先から尾の先までの長さ。

[ フィールドガイド日本の野鳥により ]

 

 アオサギ W 160cm

 

W=翼開長 よくかいちょう 

両翼を開いた先から先までの長さ。

[ フィールドガイド日本の野鳥により ]

 ↓ ダイサギ Ardea alba

ダイサギは飛行中、

両足を揃えて伸ばして飛びます。

 

 但し、飛行中に排泄する時は、

足を開きます。

開いて噴射させます。

 


ハヤブサ!!? ?

 

 もっと近づいてみましょう。。。

防鳥、防獣具の

ハヤブサの模型でした。


イカルチドリ Charadrius placidus

↑  イカルチドリの飛翔

 

遠くら撮影したため、
少々ボンヤリとした写真ですので、
はっきりとは言えませんが、
「イカルチドリ」ではないかと思われます。
「翼に淡色の翼帯 よくたい
 (=鳥の翼に見られる帯状の模様のこと
確認できるので、
コチドリを否定できることが識別根拠となります。
「コチドリ」「イカルチドリ」
季節や環境もポイントになります。
コチドリは神奈川県では
夏鳥であることが普通で、
中流域から下流域に多く、
イカルチドリは越冬もし、
中流から上流域が住処です。」
ー安西英明先生よりー

コチドリ Charadrius dubius


 

イワツバメ Delichon dasypus

L 13cm

   動きが読めなく、

とても速いイワツバメを

フレームに収めるには

一苦労です。

 


ヒヨドリ Hypsipetes amaurotis

L 27,5cm

 2022/jan/10

 

  赤い実をしばらく咥えてから

苦戦しながら

クリと呑み込みました。



ツグミ Turdus naumanni

L 24cm


シジュウカラ Parus minor